トップページお知らせ >中央ニュース

お知らせ

中央ニュース

2018/06/18

ゼネコン17年度決算 営業利益率は8%

 建設経済研究所は、2018年3月期(17年度)の主要建設会社決算分析をまとめた。大手・準大手・中堅ゼネコン40社の17年度の営業利益(連結)は前年度比9・5%増の1兆2081億円、営業利益率は0・4㌽増の8%。いずれも直近5年で最も高い水準となり、全40社が営業黒字を確保した。受注高は0・2%増の12兆8064億円だった。
 営業利益を階層別に見ると、大手が8・8%増の7074億円、準大手が11・1%増の3465億円、中堅が9・3%増の1542億円だった。営業利益率は、大手が8・7%(0・5㌽増)、準大手が7・9%(0・5㌽増)、中堅が6・2%(0・3㌽増)。営業利益率は、5年前の13年度と比べ、全体で5・7㌽上昇したことになる。
 受注高(単体)は、建築部門が1・1%減の8兆7356億円とわずかに減少したものの、堅調な民間設備投資を受けて依然として高い水準を維持。土木部門は8・9%増の3兆6864億円と上昇。準大手が18・2%増と大幅に受注を伸ばし、全体をけん引した。

提供:建通新聞社