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中央ニュース

2019/11/11

CCUS 直轄モデル工事で効果検証

 国土交通省は、建設キャリアアップシステム(CCUS)の効果を検証するモデル工事を全国で実施する。日本建設業連合会(日建連、山内隆司会長)に会員企業が受注した直轄工事を推薦してもらい、10〜20カ所を選定する。各現場では、書類作成の効率化や技能者の処遇改善の効果に加え、発注者のシステム活用の可能性も検証する。現場見学会も開き、地域の建設企業や地方自治体の意見も集める。
 CCUSのモデル工事は、8月に行った建設業団体との意見交換の中で、石井啓一前国交相が表明していたもの。すでに、四国地方整備局発注の「日下川新規放水路工事」を第1弾のモデル工事に決めており、日建連が推薦する現場の中から、地域・工種・分野などのバランスを踏まえてこの他の現場も選定する。
 対象工事では、CCUSの技能者登録・事業者登録・現場登録を検証し、より円滑な登録手続きの方法を探る。CCUSには現場の書類作成の負担を軽減したり、ペーパーレス化を図ることもできるため。元請けと下請けにおける書類作成の効率化の効果を検証する。
 発注者がCCUSを活用することも検討。発注者の書類作成の負担軽減につなげることに加え、例えば、週休2日工事で、技術者・技能者の休暇の状況を確認するツールとしてCCUSを活用することも検討する。
 モデル工事に携わる発注者・元請け・下請け・技能者から効果と課題を収集することに加え、現場見学会を開いて地域の建設企業や自治体にも意見を聞く。各現場の検証結果は2019年度末に中間報告にまとめる。必要に応じ、20年度も効果検証を継続する。

提供:建通新聞社