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中央ニュース

2021/02/02

20年の外国人雇用状況 建設業は前年から2割増

 厚生労働省のまとめによると、2020年10月時点で外国人を雇用している建設業の事業所数は前年同月比20・5%増の3万1314カ所だった。建設業の増加率は全産業で最大だった。外国人雇用の大きな割合を占める「宿泊業、飲食サービス業」や「製造業」は減少した。
 厚労省は、特定技能や技能実習など何らかの形で外国人を雇用している全ての事業主に対して届出を求めており、各年10月時点の状況を公表している。
 建設業に就いている外国人の労働者数も18・9%増と大きく増え、11万0898人となった。全外国人労働者の6・4%を占めている。
 建設業の外国人労働者を在留資格別に見ると、技能実習は7万6567人、特定技能は514人。
 国籍別で最も多かったのはベトナムの5万7862人。以下、▽中国が1万4720人▽フィリピンが1万1582人▽インドネシアが6689人▽ブラジルが3788人▽韓国が1222人▽ペルーが1119人▽ネパールが759人―などとなっている。

提供:建通新聞社